遺産分割には期間制限がなく、被相続人死亡後、何十年も経ってから遺産分割を行うことも可能です。しかし、令和5年4月1日からは、民法904条の3により、特別受益と寄与分に関する主張について期間制限が設けられたので、注意が必要・・・
「弁護士コラム」の記事一覧(4 / 10ページ目)
数次相続とは? 再転相続や代襲相続との違いやその特徴を解説
相続が複数重なって生じてしまう「数次相続」の場合、当事者関係や権利関係が複雑化し、相続問題の解決が難しくなる傾向があります。この記事では、数次相続とはどのような状況か、その特徴を解説し、数次相続への対応方法について述べて・・・
相続財産管理人と相続財産清算人
以前、「相続人がいない場合にはどうなる?」というコラムを作成しました。 その際取り上げた「相続財産管理人」と「相続財産清算人」について、さいたま市大宮区で30年以上の歴史を持ち、「相続専門チーム」を擁する弁護士法人グリー・・・
空き家の放置はリスクだらけ! 空き家の放置で発生する可能性のある法的責任について
空き家を放置すれば近隣住民に多大な迷惑をかけるだけでなく、空家法上の勧告を受けて税金が最大6倍になったり、管理不全から生じた損害を賠償する必要があったりと、リスクがいっぱいです。それらのリスクと空き家問題を回避する方法に・・・
株がある場合の遺産分割
遺産分割において対象となる財産は多岐にわたりますが、代表的なものは、通常は、預貯金や不動産だと思います。 今回は、遺産分割における株の扱いについて、さいたま市大宮区で30年以上の歴史を持ち、「相続専門チーム」を擁する弁護・・・
生命保険金を受け取ってしまったら相続放棄できなくなる?生命保険と相続放棄の関係を弁護士が解説
被相続人が亡くなり、その生命保険金を受け取った場合でも、種類や条件によってはなお相続放棄をすることが可能です。本稿では、相続放棄が以後できなくなる「法定単純承認」の基礎知識から、生命保険と相続放棄との関係を弁護士が解説し・・・
弁護士作成の書式・記載例あり 遺留分侵害額請求の意思表示は内容証明郵便で!
遺留分侵害額請求権の行使に決まった方式はなく、口頭でもよいとされていますが、原則1年以内の期限内に行使したことを確実に証明するためにも、配達証明付き内容証明郵便で行うべきです。本稿では、弁護士作成の書式・記載例とともに解・・・
相続人がいない場合にどうなる?
被相続人が亡くなってご自分が相続人になったが放棄をしたい、あるいは、相続人ではないのだが親族がいるという理由でたまたま相続財産を管理しているものの、相続人がいない、という相談を受けます。 今回は、相続人がいない場合に相続・・・
相続財産はいつもらえるの? ケース別 相続財産がもらえるまでの期間
相続人だからといって、相続発生後すぐに相続財産がもらえるとは限りません。被相続人が遺言書を残していたかどうか、相続人は1人だけか複数いるのか等によって、もらえるまでの期間は異なります。本稿では、4つのケース別に目安の期間・・・
相続不動産の4つの評価方法 それぞれの違いを弁護士がわかりやすく解説します
相続の場面では、遺産の中に含まれる不動産の評価額が争いになることがよくあります。本稿では、不動産の評価方法として使われる4つの基準(固定資産評価額、相続税評価額、公示価格、実勢価格)につき、弁護士がわかりやすく解説します・・・