「弁護士コラム」の記事一覧(9 / 10ページ目)

配偶者居住権②

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今回も、前回に引き続き「配偶者居住権」についてご紹介します。 前回の記事はこちら→配偶者居住権① 1 はじめに 相続法の改正により、令和2年4月1日以降に発生した相続については「配偶者居住権」が権利として認められることに・・・

配偶者居住権

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1 はじめに 相続法の改正により、令和2年4月1日以降に発生した相続については、「配偶者居住権」が権利として認められることになりました。 配偶者居住権とは、夫婦の一方が亡くなった場合に、残された配偶者が、 亡くなった人が・・・

遺産分割における特別受益の持戻し

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前回に引き続き、遺産分割における特別受益の持戻しについて、実例を取り上げます。 【受取人指定の生命保険金について】 (1) 被相続人が、自分自身を被保険者とし、受取人に第三者を指定する生命保険契約を締結した場合、この死亡・・・

特別受益

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1 遺産分割における特別受益の持ち戻し 遺産分割における共同相続人間の実質的衡平をはかるために、生前の贈与など、被相続人から生計の資本として財産をもらっていた相続人がいる場合、遺産の前渡しとして、現実の遺産分割においてそ・・・

遺産分割調停②

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前回は、遺産分割調停の概要をお話しいたしました。 それでは、実際にこの調停はどの程度利用されているのでしょうか。 裁判所HPには、「司法統計」という裁判手続についての各統計が掲載されています。 そこで、令和元年度の遺産分・・・

遺産分割調停①

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相続事件を扱っていて、弁護士として悲しいことの一番は、「相続」が「争族」になってしまっていることです。 幼少時代は仲が良かったであろうご兄弟間での紛争、親子間での紛争、叔父叔母・甥姪間での紛争など、本来はいがみ合わなくて・・・

遺産該当性②

弁護士コラム

ご高齢でお亡くなりになった方は、生前、年金を受給しながら生活されていた方も多いと思います。年金も、銀行口座に振込まれて預金となれば、遺産分割の対象となります。 しかし、例えば国民年金は2ヶ月に1回の支払いですから、亡くな・・・

自筆証書遺言の保管制度

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1 新設された「自筆証書遺言保管制度」 自筆証書遺言は自宅で保管されることが多いのですが、遺言者自身が遺言書を紛失してしまったり、遺言書が作成されたことを知った相続人が遺言書を廃棄、隠匿、改ざんする恐れがあって、そのこと・・・

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