紛争の内容
ご依頼者A様の、弟が亡くなりました。
弟には妻と子がおらず、親も亡くなっているので、兄弟であるAさんに、相続の順番が回ってきました。
兄弟は長い間疎遠であったので、財産がいくらあるかわからないし、借金がいくらあるかもわからないということで、相続放棄のご依頼をいただきました。
交渉・調停・訴訟等の経過
まずは、被相続人の、生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍を取得しました。
年齢的に、親の親(被相続人からみて祖父母)の戸籍も必要なので、取得しました。
戸籍取得は、量が多かったので１ヶ月程度かかりました。
すべて揃ったので、被相続人の最後の住所地を管轄する裁判所に相続放棄を申し立てをしました。
本事例の結末
三ヶ月の期限内に、無事に相続放棄が認められました。
本事例に学ぶこと
遠方地に戸籍がある場合は、自力で戸籍を取得するのは労力が要ります。お困りの方は、ご相談ください。
弁護士 申 景秀
