Q3 妻の家事労働は寄与分と評価されますか?

「寄与分」が認められるためには、被相続人と相続人との身分関係から見ても「通常期待される程度を超える貢献をした」と評価される必要があります。夫婦間には法律上の「協力扶助義務」が課されており、妻が家事労働をして夫を支えても、・・・

Q7 私は葬儀で喪主を務め、葬儀費用を自分の預金から支払いました。この葬儀費用を他の相続人にも法定相続分に応じて支払うよう請求することができますか? また、葬儀の際に弔問客からいただいた香典については、遺産として皆で分けることになるのでしょうか?

葬儀費用は法的には喪主の負担となりますが、相続人全員の合意により異なる処理をすることも可能です。例えば、まず香典を葬儀費用に充当し、不足分については相続財産(被相続人の預貯金など)から支払い、それでもなお不足する時は各相・・・

Q4 亡父がアパート経営をしており、亡くなった後も賃借人から賃料の入金があります。これらの家賃収入も遺産として皆で分けることになるのでしょうか?

相続開始後の賃料収入は遺産には含まれず、法定相続分に応じて当然に分割され、各相続人がそれぞれの法定相続分に従って取得するものとされています。 ただし、相続人全員の合意があれば、賃料収入を遺産分割の対象に含め、法定相続分と・・・

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